アクセス
ホーム
サイトマップ
オンライン順番予約

感染症

みずいぼ(伝染性軟属腫)の治療薬「ワイキャンス」

当院でもワイキャンスの治療を開始しました。適した患者さんであるか確認の上、後日、予定を組んで行います。ご了承ください。


まとめ(ワイキャンスの特徴)

・伝染性軟属腫の治療薬
・2025年9月に製造販売承認を取得、2026年2月発売
・有効成分は「カンタリジン」
・皮膚に塗ることで水いぼのウイルスに反応して、水疱(水ぶくれ)をつくって排出する仕組み
・3週間に1回、患部に塗布する
・2歳以上のお子さんから使用可能

みずいぼ(伝染性軟属腫)

【伝染性軟属腫、読み方:でんせんせい-なんぞくしゅ、俗:みずいぼ】
ポックスウイルス科の伝染性軟属腫ウイルスによる皮膚の感染症で、小さく光沢のある丸いイボができるのが特徴です。特に子どもに多く見られ、接触やタオルの共用などでうつります。多くの場合はいずれ抗体が生じて自然に治りますが、それがいつ頃になるかはわかりません。急激に広がったり、湿疹を伴ったりすることもあるため注意が必要です。

伝染性軟属腫の臨床写真
伝染性軟属腫

当院のみずいぼ(伝染性軟属腫)の説明ページ

ワイキャンスについて

ワイキャンスの有効成分は「カンタリジン(Cantharidin)」です。
カンタリジンは、もともと甲虫類が分泌する体液に含まれる天然成分です。
皮膚に塗布すると水疱(みずぶくれ)を形成する性質があり、その性質を利用して水いぼのウイルスを排出します。

米国では2023年8月に発売され使われており、既に使用実績があります。
日本でも臨床試験で安全性と有効性が確認されたため、025年9月に製造販売承認を取得、2026年2月に発売されました。

ワイキャンスの使用方法

この製剤を使用する際は、防護具(手袋、保護メガネ)を装着の上で使用する必要があります。
ご自宅で使用するものではなく、医療機関で塗布いたします。
また、定期的な通院が必要になることがあります。

3週間に1回、患部に塗布します。
衣服を着用する前に約5分ほど、薬液を完全に乾かします。
患者さんまたは保護者さまは、16〜24時間後に患部を石鹸を用いて水で洗い流します。
塗ったお薬を洗い流すまでは、お薬が洗い流されてしまう行為(入浴、シャワーなど)は避けてください。

2歳以上のお子さんから使用可能です。



当院では今回ご紹介した「ワイキャンス」とは別に、医療機関専売のみずいぼ(伝染性軟属腫)に対する保湿クリームを販売しています(M-BFクリーム 税込み 2,200円)。興味のある方はご相談ください。

※写真掲載は患者さんの許諾を得ています。

関連記事

最近の記事
  1. 円形脱毛症になぜ「光」が効くの?~エキシマライト(紫外線療法)の効果について~

  2. オーソライズド・ジェネリック(AG)という選択肢

  3. 肛門垂について