アクセス
ホーム
サイトマップ
オンライン順番予約

ニキビ

「アダパレン」ニキビの治療薬

今回は、ニキビ治療において欠かすことのできない塗り薬「アダパレン(先発品名:ディフェリン®)」について詳しく解説します。
このお薬は医師の処方が必要な「医療用医薬品」です。
とても素晴らしい塗り薬ですが、いくつかの注意事項を知っておかねばなりません。

「コメド(毛穴の詰まり)」を根本から治療する

以前の記事で、ニキビは「コメド」からできることを解説しました。

ニキビは、毛穴が詰まって皮脂が溜まった「コメド(白ニキビ・黒ニキビ)」から始まります。
アダパレンは、毛穴の出口の角質を薄くすることで、皮脂の詰まりを取り除き、新しいコメドができにくい状態へと導きます。

根気強い継続が「ニキビのできにくい肌」を作る

アダパレンはとても良い薬で、過酸化ベンゾイルと並んでニキビ治療のキードラック(重要な薬)だと思います。
ただし、数日塗ってすぐにニキビが消えるという「魔法の薬」ではありません。
効果を実感できるまでには、およそ2〜3カ月かかります。

「そんなに長いの?」と思われるかもしれませんが、根気強く続けることで、今あるニキビを治すだけでなく、新しいニキビがそもそもできにくい肌質へと整えていくことができます。
もう少し大胆に言い換えれば、ニキビ体質を徐々に改善する塗り薬と言えるかもしれません。
焦らずじっくり、私たちと一緒に取り組んでいきましょう。

知っておきたい「使い始めの刺激反応」

アダパレンを使用し始めると、多くの方に以下のような「刺激反応」が現れます。
具体的には淡い赤み、ヒリヒリ感、皮むけ、乾燥、軽度の赤みなどです。
これらは副作用というよりも、お薬が効いて肌の角質が入れ替わっている証拠でもあります。
特に最初の1〜2週間がピークで、その後は肌が慣れて自然に治まることがほとんどです。
この時期を上手に乗り切ることが、治療成功の最大のポイントです。

副作用対策

しっかり保湿する

洗顔後、まずは化粧水乳液で十分に保湿をしてからアダパレンを塗りましょう。
肌のバリア機能を守ることで、刺激を和らげることができます。

塗る量を調整する

最初は少なめから始め、徐々に慣らしていく方法もあります。

どうしても痛むときは「洗い流す」

ヒリヒリが強い場合は、一度水で洗い流してしまっても構いません。
無理をせず、次回の診察時にご相談ください。

塗り方

1日1回、就寝前の洗顔後に行います。
目や口唇、粘膜、傷口のまわりには塗らないで、こすらずやさしく塗ります。
1FTUの量を顔全体に塗ることを目指しましょう。

順番は、洗顔、保湿、アダパレン(ディフェリン®)、(処方があれば抗菌薬の外用剤、)日焼け止め、メイクの順が一般的です。

そのほかの注意事項

  • 妊娠・授乳中の方: 妊娠中、またはその可能性のある方は使用できません。授乳中の方も原則として使用を控えていただいております。
  • 日焼け対策: 使用中は肌が敏感になり、紫外線の刺激を受けやすいため、日中の日焼け止めは必須です。
  • 保管: 直射日光を避け、室温(1〜30℃)で保管してください。

関連記事

最近の記事
  1. 夏のワキ汗対策

  2. アトピー性皮膚炎と食事

  3. ビラノア(ビラスチン)を「空腹時」のタイミングで飲むコツ