皮膚腫瘍

粉瘤(ふんりゅう)とは?

皮膚の腫瘍の中で、最も多いのが粉瘤です。
開院してまだ6週間ですが、すでに約5名ほど粉瘤の切除を行いました。
開院直後のため手術数はそこまで多くならないと思っていたのですが、思った以上に腫瘍切除の方に受診いただいています。

そこで、今回は粉瘤の説明をいたします。

粉瘤(ふんりゅう)とは?

皮膚の下に袋状の構造物ができたものです。
内部には、本来は剥がれ落ちていくはずの垢(アカ)や、脂腺からでた脂が詰まっています。
中央に開口部がある方とない方がいます。
周囲から押すと、臭くてドロっとした粥状の物質が開口部より出てくることがあり、患者さんによっては「脂肪がでてきた」と言われる方が多いですが、実際は脂肪ではなくて主に垢です。

中身を押し出してしぼんだとしても、皮膚の袋の構造が残るので、また徐々に垢が貯まって大きくなってきます。
根本的な治療は切除となります。

粉瘤の切除の方法は?

一般的に、粉瘤は「紡錘切除」と「くりぬき法」のどちらかが行われます。
当院では病変部の状態に合わせて「紡錘切除」と「くりぬき法」のどちらが最適かを判断して施行いたします。

全身麻酔で切除した方がよいくらい大きい場合には、病院をご紹介いたします。

粉瘤が腫れています!その時は?

粉瘤はときどき、炎症や感染を起こします。
そのようなときは対応法が変わってきます。

抗生剤で経過をみたり、切開して排膿処置を行ったりして一度炎症を抑え、後日に根治切除を行うことが一般的です。
状態によりますが、ときには当日くり抜き法に準じた治療を行うこともあります。

まとめ

このように粉瘤については状態・状況によって対応方法が変わってきます。
当院では状態を見極めて、ベストな方法を医師がご提案しています。