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皮膚の病気(その他)

冬に受診がふえる皮膚科の病気

皮脂欠乏性皮膚炎

【皮脂欠乏性皮膚炎、読み方:ひしけつぼうせい-ひふえん】
寒さと空気の乾燥により皮膚の水分が奪われ、かゆみを生じ、表面には細かなふけ、ひび割れが起こります。特に高齢者や入浴後に保湿をしない方に多く見られます。予防には保湿剤の使用が重要で、早めのケアが悪化を防ぎます。

皮脂欠乏性皮膚炎

凍瘡(しもやけ)

【凍瘡、読み方:とうそう、俗:しもやけ】
寒冷と湿気が原因で、手足や耳などの末端部に赤みや腫れ、かゆみが生じます。血行不良が関係しており、冷えやすい人に多く見られます。冷えた後に温まると症状が強く出ます。重症化すると水疱や潰瘍になることもあります。防寒対策と血行促進が予防の鍵です。

手湿疹

【読み方:て-しっしん、俗:手あれ】
手のひらや指に赤み・ひび割れ・かゆみが出ます。冬の感想により皮膚のバリアが壊れやすく、水仕事やアルコール消毒の頻度が高い方は特に生じやすいです。こまめな保湿を心がけましょう。

当院ではハンドクリームを販売しております。
・「ノブ ハンドベール D 50g」(税込 1,200円)
定価より約10%値引きにて販売中。敏感な手肌にうるおいを与え、乾燥からまもります。さらっとした感触で、手あれを防ぐ低刺激性のハンドクリームです。

脂漏性皮膚炎

【脂漏性皮膚炎、読み方:しろうせい-ひふえん】
頭皮や顔に赤みやフケ、かゆみが出る疾患で、皮脂の分泌異常で生じます。冬の乾燥やストレスが悪化要因になります。ステロイド外用薬で治療します。またとマラセチア菌の関与があり、抗真菌薬を用いる場合もあります。

かかとのひび割れ

乾燥した冬に多く、かかとの皮膚が硬くなり、深い亀裂が入って痛みを伴います。歩行にも支障が出ることがあり、保湿剤や角質ケアが必要です。放置すると亀裂から細菌し、感染を生じる場合もあります。

やけど(熱傷)

【熱傷、読み方:ねっしょう、俗:やけど】
熱や化学物質などによって皮膚やその下の組織が損傷した状態です。「熱湯」「お湯」「アイロン」「ヘアアイロン」などで受傷される方が多いです。冬は「ストーブ」などの暖房器具を使う機会が増えるので、やけどの患者さんが増えます。また「湯たんぽ」「カイロ」による低温やけど(低温熱傷)にも注意が必要です。

火だこ(温熱性紅斑)

【温熱性紅斑、読み方:おんねつせい-こうはん、俗:火だこ】
火だこ(温熱性紅斑)は、ストーブやこたつ・カイロなどの暖房器具が皮膚に長時間当たり続けることで、赤〜褐色の網目状の皮疹が出現する皮膚トラブルです。
多くは下肢に生じます。
暖房器具を肌に直接当てない、同じ部位に長時間当て続けないようにしましょう。

※写真掲載は患者さんの許諾を得ています。

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