皮脂欠乏性皮膚炎

【皮脂欠乏性皮膚炎、読み方:ひしけつぼうせい-ひふえん】

乾燥肌に湿疹を生じた状態です。
特に冬場ご高齢者すねなどに生じます。
皮膚の表面に細かい米ぬかのようなフケがみられたり、ときには魚のうろこ状に見えたりします。

エアコンの普及で1年中室内が乾燥することもあり、症状を有する患者さんが増えています。
また、アトピー性皮膚炎などの乾燥肌を伴いやすい他の病気の可能性もあります。

正常皮膚と乾燥肌のイメージ画像


皮膚の「表皮」は、内部から水分が抜けていくのを防いでくれます。
表皮はわずか0.02mmととても薄い層で、イメージとしては食品ラップくらいの厚みです。
この層が皮膚にとってとても重要です。
なかでも表皮の最外層の「角層」には、水分を保つ機能がいくつも備わっており、①天然保湿因子、②セラミド、③皮脂が豊富に含まれています。
生まれながらに、これらの成分が少ない乾燥体質の方もいます。
50代をすぎると特に保湿能力が低下して乾燥体質になります。
また、生活習慣や環境により保湿成分が低下している方もいます。

高齢者の乾燥肌