アクセス
ホーム
サイトマップ
オンライン順番予約

フットケア

「陥入爪」と「巻き爪」の違い

「陥入爪(かんにゅうそう)」の患者さんが、よく「巻き爪」といって受診されます。
正確には違う病気です。
医師でも分かっていない人が多いので、一般の方がそこまでこだわることもないのですが、治療法が変わってきますので足をみる医師であれば知っておくべきです。

「陥入爪(かんにゅうそう)」とは

 

陥入爪(かんにゅうそう)とは、爪が周囲の皮膚に食い込んだ状態をいいます。
右側の図のように、肉芽組織を伴う場合もあります。

「巻き爪」とは

巻き爪は、その名前の通り爪が巻いている状態です。
先端から見ると「C」の字になった爪です。
炎症は通常おこしていません。

「陥入爪」と「巻き爪」の合併

ややこしいことに、「巻き爪」に「陥入爪」が合併することもあります。

爪がすごく巻いた状態でも炎症を起こさないで痛みがない人もたくさんいますが、
右側の図のように炎症を起こして陥入爪を合併した巻き爪のケースもあります。
ややこしいですね。

最近の記事

  1. 第4回 医師として生きる

  2. 小児アトピー性皮膚炎の治療「デュピクセント」

  3. パッチテスト【アレルギー検査】