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アトピー性皮膚炎

【アトピー性皮膚炎、読み方:あとぴーせい-ひふえん、俗:「アトピー」と略されることが多い】

アトピー性皮膚炎は「特徴的な部位に、慢性的に湿疹を繰り返す病気」です。

若年者の約1割に見られる身近な皮膚の病気ですが、年齢が進むにつれて治ることも多くあります。
治らなくても症状が軽くなる傾向にあります。

アトピー性皮膚炎は、遺伝的要因と環境要因の両者が影響して発症します。
たとえば、皮膚のバリア機能に関わる遺伝子の異常がアトピー性皮膚炎の患者さんの一定数にみられます。

治療の基本は、スキンケア薬物療法です。
薬物療法は、ステロイド外用剤が主に使用されますが、それ以外にもタクロリムス軟膏、JAK阻害薬、PDE4阻害薬の外用が用いられます。
部位や症状によって、使用するステロイド外用剤の強さを変えます。

アトピー性皮膚炎はよくなったり悪くなったりを繰り返す病気ではありますが、症状が落ち着いて安定した状態にすることは可能です。

Q 食事制限は必要ですか?

お子さんへの極端な食事制限により、成長障害をきたすこともあります。自己判断での食事制限は勧められません。

Q 子供に遺伝しますか?

遺伝による影響はありますが、必ずしもお子さんがアトピー性皮膚炎を発症するわけではありません。

アトピー性皮膚炎の最新の治療について

最近、アトピー性皮膚炎の治療が進化しています。
2018年にデュピクセントが保険収載されて以降、重症者には以下の薬が使えるようになりました。

抗体製剤(生物学的製剤)の注射:デュピクセント(デュピルマブ、ヒト型抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体)、ミチーガ(ネモリズマブ、抗ヒトIL-31受容体Aモノクローナル抗体)、アドトラーザ(トラロキヌマブ、ヒト型抗ヒトIL-13モノクローナル抗体)、イブグリース(レブリキズマブ、抗ヒトIL-13モノクローナル抗体)
JAK阻害薬の内服:リンヴォック(ウパダシチニブ)、オルミエント(バリシチニブ)、サイバインコ(アブロシチニブ)

詳細は、ブログに随時アップします!

アトピー性皮膚炎でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。

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