粉瘤

【粉瘤、読み方:ふんりゅう、別名:アテローム】

皮膚の下に袋状の構造物ができたものです。
内部には、本来は剥がれ落ちていくはずの垢(アカ)や、脂腺からでたが詰まっています。
中央に開口部がある方とない方がいます。
周囲から押すと、臭くてドロっとした粥状の物質が開口部より出てくることがあり、患者さんによっては「脂肪がでてきた」と言われる方が多いですが、実際は脂肪ではなくて主に垢です。

粉瘤の大きさ、部位、感染・炎症をおこしているかどうか(膿んでいるかどうか)によって、対応方法が変わります。
患者さんの粉瘤の状態に応じて、一番よいと思われる手術方法を提案いたします。

粉瘤の切除の方法は?

一般的に、粉瘤は「紡錘切除」と「くりぬき法」のどちらかが行われます。
当院では病変部の状態に合わせて「紡錘切除」と「くりぬき法」のどちらが最適かを判断して施行いたします。

全身麻酔で切除した方がよいくらい大きい場合には、病院をご紹介いたします。

粉瘤が腫れています!その時は?

粉瘤はときどき、炎症や感染を起こします。
そのようなときは対応法が変わってきます。

切開して排膿処置を行ったり、抗生剤で経過をみたりします。その後、炎症を抑えてから後日に根治切除を行うことが一般的です。
状態によりますが、ときには当日くり抜き法に準じた治療を行うこともあります。