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みずむし

【足白癬、読み方:あし-はくせん、俗:みずむし】

足白癬は「水虫(みずむし)」のことです。白癬菌というカビ(真菌)の一種が、足の皮膚の表面に入り込んで起きります。
水虫を疑って受診された患者さんのうち、水虫ではなかった患者さんを日常ではたくさん経験しますので、まずはご相談ください。
水虫はかゆい病気だと思っている方が多いですが、かゆみがないことも多々あります。特にかかと水虫は痒みが出にくいです。
できれば市販の水虫薬を試す前に、当院にご相談いただけるのが理想です。

治療は抗真菌薬の外用です。症状がなくなった後も1ヵ月以上の外用を推奨します。また、外用の使い方のコツがあります。

Q 市販の水虫薬を塗っても悪化しました。どうしたらいいでしょうか?

水虫と思って受診された患者さんの中には、水虫でない方も多くいらっしゃいます。
また、市販の水虫薬でカブレてしまうこともいます。
まずはご相談ください。

「市販のみずむし薬」治療の問題点

現在の日本ではドラッグストアーでみずむし治療の塗り薬が売られています。しかしながら市販薬の治療で失敗する、再発するなどの問題を生じて受診される方がたくさんいらっしゃいます。「市販のみずむし薬」による治療の問題点を列挙します。

  • みずむしの診断が間違っている(←ココはとても重要)
  • 十分な範囲、十分な期間ぬらないため再発する
  • 「かぶれ」などの副作用が起こっても気づかずに悪化させてしまう
  • 爪のみずむしを合併しているのに、足のみずむししか治療しないので再発する
  • 不適切な治療によって治療薬に耐性をもつみずむし菌が生じる

みずむしを治すためには、しっかりした診断と、塗り薬の使い方のコツがあります。「たかがみずむし、されどみずむし」で、みずむし治療は実は奥深いものです。みずむしは、皮膚科の専門医の元で治療をしていただきたいと思います。