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結節性痒疹

【結節性痒疹:けっせつせい-ようしん】

結節性痒疹は、強いかゆみを伴う硬い盛り上がり(結節)ができる皮膚の病気です。
この盛り上がり(結節)は5mm~2cm程度で、非常に強いかゆみを伴います。
盛り上がり(結節)は主に腕や脚(四肢)に生じることが多いですが、体全体に生じることもあります。
症状が数年にわたって続く場合があります。

痒疹の原因ははっきり分かっていません。虫刺されにひき続いて生じたり、アトピー性皮膚炎の方に生じたりすることがありますが、誘因がない方もいます。

治療の多くは「ステロイド外用薬」、かゆみに「抗ヒスタミン剤の内服」が用いられます。それ以外にも「液体窒素による冷凍凝固療法」「保湿剤の密封療法」「ステロイドの局注」、稀ながら「免疫抑制剤の内服」が行われています。
また、条件があえば光線療法を用います。2023年からデュピクセント、2024年からミチーガという生物学的製剤(抗体医薬品)が保険適応となりました。

Q 結節性痒疹は他の人にうつりますか?

結節性痒疹は、細菌やウイルスにより生じる感染症ではありません。したがって、他の人にうつることはありません。