帯状疱疹
【帯状疱疹、読み方:たいじょう-ほうしん】
帯状疱疹は、「水痘・帯状疱疹ウイルス」によって起こる病気です。
子供の頃に「水痘(みずぼうそう)」にかかると(初感染)、その後ウイルスは体内の神経の奥深くに長期間眠った状態になります(潜伏感染)。
そして、加齢や疲労、ストレスなどで私たちの免疫力(抵抗力)が低下した時に、この水痘・帯状疱疹ウイルスが目を覚まして暴れ出し、帯状疱疹を起こします(再活性化)。

帯状疱疹の初期では「ピリピリ」「チクチク」とした痛みが先行することが多く(およそ5割くらいの方は痛みが先行します)、その後、徐々に皮膚に赤み(紅斑)と水ぶくれ(水疱)が出てきます。
水ぶくれ(水疱)は時間が経過するとカサブタ(痂皮)になり、治癒します。
水ぶくれ(水疱)が深く形成されると、ときには炎症後の色素沈着や脱失が残ることがあります。
また、皮膚の症状が治まった後も3ヵ月以上痛みが続くことがあり、これを「帯状疱疹後神経痛」と呼びます。
統計にもよりますが、全体の3~10%の方に起こると言われています。


帯状疱疹の予防のワクチン
50歳以上の方は帯状疱疹ワクチンの接種が可能です。また、治療などで免疫低下のある患者さんは、50歳以下でも不活化ワクチンを接種できる可能性があります(担当の先生とご相談ください)。
発症そのものを防ぐだけでなく、万が一発症した場合でも、つらい後遺症(帯状疱疹後神経痛)を残さないための重症化予防としても有効です。
当院でも帯状疱疹ワクチンの接種を行っております。「自分も打った方がいいのかな?」「種類や副反応について知りたい」など、ご不安や疑問がありましたら、どうぞご相談ください。
※写真掲載は患者さんの許諾を得ています。