ウイルス性のイボ(尋常性疣贅など)
【尋常性疣贅、読み方:じんじょうせい-ゆうぜい、俗:イボ/ウイルスのイボ】
イボのことを医学的に『疣贅(ゆうぜい)』といいます。
ここではヒト乳頭腫ウイルスの感染が原因のものを、ウイルス性のイボとして取り上げます。
ヒト乳頭腫ウイルスはたくさんのタイプがあり、それぞれでイボの形態が変わります。
最も多いのは尋常性疣贅(じんじょうせい-ゆうぜい)です。主に足の裏、足趾、手、手指にできるウイルス性のイボです。
治療法はいくつかあります。
当院では保険診療がメインのため、液体窒素の治療を基本としています。
液体窒素とは、-196℃の低温の液体にひたした綿球をあてて、または専用のスプレーであてて、イボを直接凍結させる治療法です。
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ウイルス性のイボの治療は一筋縄ではいかずに難儀することもあります。難治な場合の追加治療はご相談の上できめております。
治療を根気よく続ける必要があります。