とびひ
【伝染性膿痂疹、読み方:でんせんせい-のうかしん、俗:とびひ】
とびひは、正式には伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)と言います。
湿疹、虫さされ等が契機になることが多く、細菌が皮膚の表面について増殖することによって、じゅくじゅくした状態や水疱ができる病気です。
皮膚表面で増殖する細菌は、黄色ブドウ球菌や、化膿性連鎖球菌です。それらの細菌が産生する毒素によってじゅくじゅくした状態や水疱が形成されます。
治療としては、抗生物質の外用、内服が主な治療になります。
Q とびひは他人にうつりますか?
接触することで感染します。
Q 小学生でとびひに罹りました。学校は休むべきですか?
日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会が公表している『学校、幼稚園、保育所で予防すべき感染症(2019年7月改訂版)』では、登校に「制限はない」とされています。