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皮膚科で処方される抗ヒスタミン薬のひとつ 「アレグラ」 について解説いたします。
【注意】 記載内容は原則の解説です。実際の服用にあたっては、医師の診察による判断を優先し、その指示に従ってください。

【まとめ】アレグラ

・主成分「フェキソフェナジン」
・第2世代抗ヒスタミン薬の1つ
・空腹時の内服を推奨
・眠気はほとんど出ない

アレグラとはどのようなお薬ですか?

アレグラは、2007年に日本で発売された「第2世代抗ヒスタミン薬」に分類される抗アレルギー薬です。
フェキソフェナジンが主成分です。

私たちの体には「ヒスタミン」という物質があります。
これは体内で炎症やアレルギー反応を起こすきっかけになる物質です。
花粉やハウスダストなどに反応すると、ヒスタミンが放出され、鼻水・くしゃみ・かゆみ・赤みなどの症状が出ます。
皮膚においては、ヒスタミンは「かゆみ」を引き起こす代表的な物質です。
このヒスタミンの働きをブロックする薬を「抗ヒスタミン薬」といいます。

アレグラの特徴

眠気がほとんど出ない

多くの抗ヒスタミン薬には「服用後の自動車運転等の禁止・注意」という記載がありますが、アレグラにはこの記載がありません。脳内への薬の移行が非常に少ないため、眠気や集中力の低下(インペアード・パフォーマンス)がほとんど起こらないとされています。※ただし、個人差はありますので、初めて服用する際は様子を見てください。

空腹時がベスト

添付文書では、空腹時との指定はなく、食後に内服しても問題ありません。しかし、食後に服用すると、空腹時に比べて成分の吸収率が低下することがあります。より確実な効果を求める場合は、食事の影響により効果が弱まる可能性があるため、空腹時(食前や食間)の服用を試してみて下さい。

アレグラが処方される疾患

主に以下のような疾患に用いられます。

・アレルギー性鼻炎
・蕁麻疹(じんましん)
・皮膚疾患に伴う痒み(湿疹・皮膚炎・皮膚そう痒症)

アレグラの服用方法

アレグラは通常、成人では「1日2回、1回60mg」服用します。
なお、症状により量を増減して処方することがあります。

小児

アレグラは6ヵ月以上から適応となります。
原則は以下の投与量です。ドライシロップは2023年から先発品のアレグラが販売中止となったため、後発品(ジェネリック医薬品)のみとなります。
・6ヵ月以上2歳未満の小児:1日2回、1回15mg(ドライシロップ5%:1日2回、1回0.3g)
・2歳以上7歳未満の小児:1日2回、1回30mg(ドライシロップ5%:1日2回、1回0.6g)
・7歳以上12歳未満の小児:1日2回、1回30mg
・12歳以上の小児:1日2回、1回60mg(15歳以上の成人と同じ用量になります)

妊娠中・授乳中

妊娠中や授乳中の方でも、比較的安心してお使いいただけるお薬だと考えられています。

併用注意

フルーツジュースに注意: アップルジュース、グレープフルーツジュース、オレンジジュースなどと一緒に飲むと、小腸にある『薬を体内に運ぶタンパク質』の働きが妨げられ、お薬の吸収が悪くなってしまうことがあります。

アレグラの成分「フェキソフェナジン」は、「眠気の出にくさ」に関しては、数ある抗ヒスタミン薬の中でもトップクラスです。

アレグラの名前の由来

インタビューフォームには由来は「特になし」と記載されており不明です。

アレグラの「処方薬」と「市販薬(スイッチOTC)」の違い

ㅤ現在、アレグラ(フェキソフェナジン塩酸塩)は薬局やドラッグストアで購入できる「スイッチOTC」としても広く普及しています。有効成分自体は同じですが、医療機関で処方を受ける「処方薬」には、以下のような大きなメリットがあります。

用量調整の選択肢と、他剤との併用

市販のアレグラは、1回60mgを1日2回服用するスタイルに固定されています。しかし、重症のじんま疹などの場合、標準量では痒みが止まらないことも少なくありません。保険診療では、アレグラ(フェキソフェナジン塩酸塩)は症状に応じて増量することが可能です。
※ 医師の適切な診断・指導のもとでのみ行われるため、ご自身の判断で増量を行わないでください。

そして、医療機関では、医師の診察やガイドラインに基づき、症状に合わせて用法・用量を調整したり、他のお薬と組み合わせたりする「オーダーメイドの治療プラン」を立てることが可能です。

経済的なメリット(保険適用)

処方薬は健康保険が適用されるため、窓口での負担額を大幅に抑えられる場合があります。


抗ヒスタミン薬については、以下のページをご参照ください。

抗ヒスタミン薬