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疥癬

【疥癬、読み方:かいせん】

疥癬は、ヒゼンダニ(疥癬虫)という体長0.4mmほどの極めて小さなダニが、皮膚の最外層である「角質層」に寄生することで起こる感染症です。強いかゆみを生じます。指の間、手首、腹部などに小さな赤い発疹やトンネル状の線(疥癬トンネル)が見られることがあります。

疥癬の成虫のイラスト

このヒゼンダニは皮膚の表面に「疥癬トンネル」と呼ばれる細い道を作り、そこで卵を産み落とします。その際にダニの排泄物や抜け殻に対して体がアレルギー反応を起こすため、とても強いかゆみが生じます。

なお、「不潔にしていたからなるのでは?」と誤解されることもありますが、決してそうではありません。接触によって誰にでも起こりうる疾患です。

臨床型から通常疥癬と、角化型疥癬(かくかがたかいせん)に分かれます。

診断が難しいケースがあります。
特に初期は皮膚に明確な皮膚症状が出ていないこともあります。また、顕微鏡検査(KOH法)で確定診断しますが、ヒゼンダニを検出できるのは 10~70% といわれており、決して高い検出率ではありません。

治療は抗寄生虫薬の内服(イベルメクチン)や外用(フェノトリン)です。
疥癬と確定診断された場合、ステロイド外用は原則使用しないようにしましょう。